当店は創業昭和2年、職人歴30年以上のベテラン女性職人が、昔ながらの製法にこだわったこんにゃく・ところてんを製造販売しております。
特徴は、創業以来受け継ぐ『バタ練り製法』です。バタ練りとは、空気を含みながらバタバタと音を立てて練り上げる製造技法で、目に見えない気泡がたくさんできるため、煮汁の味しみが大変良く、弾力のある食感が特徴のこんにゃくを生み出します。
昨今のこんにゃく業界では、量販店における安価での販売を実現するため、大量生産重視、機械化・効率化された製造方法が一般的となっております。これら機械生産のメーカーでは『生詰め』と呼ばれるこんにゃくの生地を練らずに袋の中に充填して固める充填凝固方式を用いており、その結果、気泡が生まれにくく味がしみにくい点が課題であると言われています。
バタ練りこんにゃくの場合、煮込み時間は短時間でも味がしみやすいので、表面に格子状の切れ目を入れるなど余計な手間を必要としません。また、成型後、釜の中で一晩熟成させてから包装しますので、こんにゃく独特の臭みも取れ、あく抜きをせずにご利用頂くことも可能です。
<おすすめの調理例>
・静岡おでん(飲食店様、惣菜メーカー様などご利用頂いております)・田楽・モツ煮込み
・酢味噌和え・しゃぶしゃぶ・刺身・カレー・ピクルス・トマト煮込み・カルパッチョ
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